今年も最賃署名(全国一律 最低賃金1500円にするための署名活動)を行います。

最低賃金は、原則として事業場で働く常用・臨時・パート・アルバイトなど雇用形態や呼称の如何を問わずすべての労働者とその使用者に適用されます。高校生のアルバイトだから最低賃金を守らなくていいことはありません。現在日本では、都道府県ごとに最低賃金が異なっています。しかし、日本のどこでも、生活するために必要な費用に大きな違いはありません。さらに、最低賃金は都市部で高く、地方では低くなっています。これによって、都市部に若者たちが移動することになり、地方はどんどんと人口が減っていくという負のスパイラルが起きています。

 岐阜県でも、隣の愛知県と比べると最低賃金に大きな違いがあります。その結果、愛知県に出て行き、岐阜県の人口が減っていきます。

 最低賃金を上げると、中小企業の業績に影響があります。そのため、できるかどうか分からない万博、まだまだ膨大な費用がかかる辺野古基地建設や、ミサイルなどの無駄な防衛費などなどの予算や自民党の裏金の追徴課税などを、国民そして日本の経済の基礎となる中小企業支援に回して、最低賃金を上げていく運動を起こしていきましょう。

 最賃署名用紙が完成したら、メインページでお知らせします。ぜひご協力を。