岐阜県労連(岐阜県労働組合総連合)は、昨年最低生計費資産調査をおこない、いろいろな人たちにお願いして、最終的には1046人分の調査票を集め、分析をしました。調査には大学生も協力をしてくれました。
生活パターンを調べる「生活実態調査」と持ち物の所有などを調べる「持ち物に関する調査」を合わせておこない、その結果を基に必要な費用を一つひとつ丁寧に積み上げる「マーケット・バスケット方式」で算定しました。これにより、岐阜市で若者が一人暮らしするには、男性で時給1652円、女性で1659円が必要であることが分かりました。
現在は、調査していた頃よりもさらに物価が上昇しています。ということは、最低生計費はさらに上昇すると考えられます。そして、全国的な調査でも、都会と地方で生活に必要な費用はほとんど変わらないと言うことが分かっています。そのことからも最低賃金は全国一律である必要があります。
このことを実現するためにぜひ、最低賃金を引き上げるための署名(最賃署名)にご協力をお願いします。
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