5月3日(火) 憲法記念日。毎年この日には各地で憲法集会が開かれます。岐阜県の西濃地域でも毎年行われています。今年は、松元ヒロさんを迎えての集会でした。平和・人権・民主主義を考える西濃憲法集会2022(第28回)になります。テレビで会えない芸人 松元ヒロ ソロライブ「こんにちは 憲法です」をテーマに行われました。最近広島テレビで、松元さんのでドキュメンタリーが放送され、さらに映画になって公開されました。それらのこともあり、会場いっぱいの参加者でした。
主催者挨拶の後、大垣警察市民監視違憲訴訟の勝利をめざす「もの言う」自由を守る会 からの報告がありました。憲法で保障されている自由について争った裁判です。次に、大垣で行った憲法を変えることに関してのシール投票について報告がありました。中では、前までは考えたことがないから「分からない」という人がいたのに対して、今はウクライナ侵略の影響からか、いろいろ考えて「分からない」が増えている感じがあったとの報告でした。
そして、いよいよ松元さんによるライブ。
時々、政治風刺も入れながら、いろいろな出来事や本のこと、過去のことなど面白おかしく話され、時間の経つのがあっという間でした。そして、最後に「憲法くん」の話。75年しか経っていない憲法。戦後二度と戦争による惨禍がないようにと理想を込めて作られた憲法。本来なら、理想に向かって現実をかけていくべきなのに、今の流れは、現実に合わないから憲法を変えよといっている。あべこべの理論になっている。また、権力者はなぜ憲法を変えたがるのか、法律は国民を縛りますが、憲法は主権者である国民が政府(権力者)を縛るからです。そのことをよく考えて憲法を今なぜ変えようとしているのかをよく考えていく必要があるでしょう。
最後には、憲法くんの頭に当たる 日本国憲法の「前文」が力強く話されました。全世界に向かって宣言したその内容はまさに今、ロシアによるウクライナ侵略が行われている今、さらに広めていかないといけない光り輝いた内容であると再確認できました。
(写真などは、著作権などの問題でありません)
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