さらに「新しい戦前」に向かっていくのか?

参議院選が終わりました。結果は、ヘイトやデマなどで人々を分断し、苦しんでいる人たちの怒りを、自分たちよりも弱い立場(選挙権がないなど)に向けさせることで、票を奪っていた政党が数を伸ばしました。そして、憲法を変えようという改憲勢力が3分の2を占めるまでになっています。いよいよ、新しい戦前に向かって、前の戦争の反省を元に築いてきた戦後民主主義と平和主義を破壊しようとしています。ただ今回数を増やした政党たちは何でも言いっぱなしで、かつ自分たちが良ければいいという人たちで、しっかりと日本に住む人たちのことを考えて政治を行う人たちではありません。衆議院や選挙戦での彼らの行動を見ているとそう思えてしまいます。これらの勢力がどのようなことを言っていくかを注視していきたいと思います。自然と瓦解していくような気もしますが・・・・・。