前の投稿で、衆議院選挙前に次のような内容を載せました。
このままではいけないので、こんな政治をやってほしいということを箇条書きしてみました。本当はもっとありそうですが、ひとまず。
安保法案を廃案にする。
辺野古移転を白紙にする。
原発をなくす。
消費税をまずは5%に、さらに消費税を無くしていく
大企業の税負担を元に戻す。
社会保険や介護保険などの保険料を国庫負担を増やして減らしていく。
米軍基地を無くしていく。まずは、地位協定の見直しを。
軍事によらない日本国憲法の理念を生かした外交をおこなう。
農産物の価格保証と経営補助により食料自給率を上げる。
保険証を残す。
夫婦別姓・同性婚を認め、ジェンダーギャップをなくす。
中小企業を補助し、全国一斉最低賃金1500円以上にする。
働くルールを確立して、正社員が当たり前の社会にする。
教育予算を増やし、学費の負担を大きく減らす。最終的に無償にする。
教員を増やす。
企業団体献金を禁止。政党助成金廃止。政治パーティの禁止。
統一協会を解散させ、政治と宗教の関係をクリアにする。
自然災害への準備と被害地の速やかな復興ができるシステムを作る。
衆議院選挙では、裏金問題も含めて少数与党にさせることができました。国会も今までとは違って、閣議決定→強行採決という流れはなくなって、1つ1つ議論を重ねていくという本来の形に少しずつですが、変化しつつあります。では、政策としてはどうかというと、相変わらずの大企業・富裕層優先の政治から離れられません。安保法案の廃案などは置いていかれ、防衛費はどんどんと増え、辺野古では軟弱基盤に手をつけようとしている。原発は減らすのではなく、増やそうとしている。福島原発は廃炉への道は見えず、汚染処理水の放出もニュースに流れなくなっている。能登地震は1年経っても復興は遅々として進まず、依然そのままという地域もある。社会保険料はさらに上がり、生活は苦しくなるばかりである。日本の農業は高齢化し、来年のお米も不足する可能性のある。非正規労働者は減らず、人材派遣会社などの中抜きが横行している。夫婦別姓や同性婚は国としては遅々として進まない。政治と金についても、企業団体献金をなんとしても残そうとしている。政治をゆがめている原因を取り除かないといつまで経っても日本は変わらない。教育予算は大学の授業料を上げる話が出ている。教育無償化もすすまない。給食費無償については少し希望が見えてきた。なぜこんな日本になってしまったのかの総括がなく、小泉郵政民営化やアベノミクスから一般市民から富裕層・大企業へのお金の流れができてしまった。きちんと、これまでの経済政策・裏金・統一協会などを総括すべきだろう。
ということで、1月後半には通常国会が始まります。しっかりと議論していってほしい。そして、メディアは政局ではなく、政策を取り上げ、何が問題になっているかをきちんと取り上げていってほしい。ネットニュースやSNSは確かに重要であるが、フェイクニュースやフィルターバブル・エコーチェンバーなど、1つの方向に持って行ってしまう恐ろしさもある。それは、東京都知事選や兵庫知事選などでも現れた。これらは私たち市民が1つ1つを批判的に見ていくことの大切さだということを示していると思う。何とか、来年がよい状況になることを祈り、そして行動していきましょう。
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