米シンクタンク(戦略国際問題研究所)が出した報告書が新聞などに載っていますが、中国が台湾を攻撃するとの想定で、どうなるかを予想したものらしい。そのようなことにならないようにどうすべきかを考えることに頭を使わずに、攻撃したらどのように反撃するのかとか、そのために在日米軍基地や自衛隊基地が必要だとか、おいおい待ってくれというような内容だった。アメリカが台湾に関与するのは置いといて、そのために日本(日本国土と国民)が犠牲になるのはたまったものではない。実際に、米軍が活動したら、日本の在日米軍基地がミサイルなどの標的になるのは明らか。そしてそのために、米軍基地の防御シェルターを増強したり、在日米軍を攻撃から守るためにが民間空港を分散して利用できるようにするらしい。つまり、自分たちは助かりたいけど基地周辺の人たちはどうなってもいいよといっているようなもの。米軍は大丈夫でも基地近隣の人たちは助からない、助けないと言っているようなものですね。ほかの国では基地のそばには一般の人が住んでいないのが前提になっているということもあるでしょう。さらに民間空港を利用したら、それこそ民間空港をミサイルで狙う口実を与えるだけです。空港周辺に住んでいる人たちの姿が見えないのかもしれません。
本当に、アメリカの起こす戦争に日本が巻き込まれる事態が近づいているような感じです。キシダ首相が外国を訪問しています。そして威勢のいいことをいいながら、軍事の話ばかりをしています。憲法9条を持つ国家の代表としてこれらの行動はとても容認できるものではないですね。しかも、キシダ首相は広島県出身。原爆の被害を受け、被爆者がまだ苦しんでいる中でのこの行動。一体何を考えているのか。多分考えていないのでしょう。そんな人物に国家をまかせることがいかに危険か。どこまで考えて政治に臨んでいるのか、国会という場所を軽くみて、どんどんと悪い方向にもっていく姿はロシアや北朝鮮を見るようです。でも、日本はまだ言論の自由が曲がりなりにも存在しています。新聞やテレビ、その他のメディアもしっかりとそのあたりを報道していく必要があるのではないでしょうか。モリカケ問題や、統一教会問題や安保3文書やいろいろな問題をしっかりと調査し、あったことではなく、現在進行形の問題と認識して伝えていってほしいものです。でもメディアの上のほうが政治家とツーカーの関係では無理かな?やっぱり、市民が協同して、怒って、そして政治を変えていかないといけないでしょう。本当の政治家が今求められています。
というようなことをついつい新聞記事を読んで考えてしまいました。
1月 12
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