2021 第92回西濃メーデー開催

今日5月1日は、全世界でメーデーです。岐阜県の中央メーデーはオンラインでした。これに関しては、西濃教育会館にて年金者組合の支部会議があって、その会議後に何人かで見ました。なかなか凝った作りで、今の岐阜県の状況なども分かりました。西濃では、中央メーデーほど多くの参加者はないだろうということで、集会を開くことにしました。毎年のデモ行進は行わない代わりに、大垣駅前にてメーデーを多くの人に知ってもらうための宣伝活動とメーデーについて書かれたチラシを配りました。

ここでは、15人近くの人が集まりました。中学校の女の子がやってきて話をしたら、一緒にやっていい?ということで、最後までチラシ配りを手伝ってくれました。なかなか受け取ってくれない中心が折れそうになりつつも一生懸命やってくれました。おかげで、他の参加者は元気をもらうことが出来ました。女の子たちは、受け取らない人たちに対して真剣に考えていないと憤っていました。日本の未来は明るいかも。

大垣駅前での宣伝活動の後、大垣の城西公園に移動し、メーデー集会を開きました。雨と雷のあいにくの天候でしたが、来賓の挨拶の後、実行委員会を構成する団体の自己紹介と活動内容などがあり、その後メーデー宣言を採択して最後は団結ガンバローを行って終了しました。なかなか集会が持てないなか、なかなか良い集会が出来たと思います。

第92回 西濃メーデー宣言

May Day(メーデー)」は、今から135年前、188651日に、アメリカの労働者と労働組合が、8時間労働制を要求して立ち上がったストライキを起源とし、労働者が団結して権利を要求する日であり、

世界的に51日がメーデーとされています。

去年は新型コロナ感染症拡大の影響で、この集まりを開くことができませんでした。

現在に至っても政府主導の後手後手の無為無策が響き、未だに終息の兆しも見えません。ついに大阪や東京の都市部とその周辺にも第4波が・・そんな中、なぜかオリンピックは政府をあげて、ゴリ推しの真っ最中です。すべてのアスリートはもとより、すべての国民の命が、オリンピックの利権に比べれば、あまりにも軽んじられている有り様です。

コロナ禍を経て労働者の働き方もリモートワーク等で大きく変わり、格差も広がり、ご家族と共に不安な日々を、お過ごしの事でしょう。

労働組合は、労働時間の短縮よりもベースアップ要求に躍起になってしまう余り短縮された労働時間分の「自由時間」の中にこそ「本当の人生」がそこに詰まっている事を、見過ごして来ました。

皆さん!人生は一度きりです。確かにお金は大切ですが、あの世にまで、その金は持っていけません。しかし、あなたが8時間働いた後の「自由時間」をなるべく多く確保し、人生を豊かにするために使われるのであれば、この社会は、大きく変わっていくことでしょう!

 労働者の皆さん!このコロナ禍で日々のお仕事に何かと忙殺されがちな昨今ですが、政治・経済・医療・福祉・教育・地域社会等の「時代の流れ」に、流されるのではなく、鋭い感覚で情報の網を広く密に張り巡らせ、皆でしっかりと「命とくらし」を守っていきましょう!

 第92回西濃メーデー万歳!

2021年51

第92回西濃メーデー集会