第90回西濃メーデーを行いました。

 第90回の西濃メーデーを行いました。午前中は雨が降っていましたが、メーデーを行う頃には雨も止み、曇り空で暑くも寒くもなくよい条件となりました。

今日は、平成から令和になる日でテレビのニュースはそればかりで、新しい時代と言っていますが、アベ政権が続いているうちは、新しい時代にはならないでしょう。アベ政権を倒したときに新しい時代が来るでしょう。

ところで、世界的に5月1日といえばメーデー(労働者の祭典)です。午前中に、岐阜県中央メーデーがありましたが、岐阜県下の様々な地域でもメーデーが行われています。西濃でも大垣市の大垣城城西公園にて16:00から行いました。

開会に先立って、うたごえ集会が15:30から16:00まで行われ、様々な労働歌が歌われました。

そして、16:00から開会。西濃メーデー実行委員会の実行委員長(西濃労連議長)のあいさつの後、連帯のあいさつがありました。岐阜県労連、「もの言う」自由を守る会、日本共産党西濃地区委員会、母親大会実行委員会、西濃憲法集会実行委員会からあいさつをいただきました。

その後、各参加団体の代表のリレートークがあり、メーデー宣言の読み上げ、採択を行い、最後に団結ガンバローをみんなで行い、16:30から大垣市内のデモ行進に移りました。みんな元気よくデモ行進をしました。以下に西濃メーデー宣言を載せます。

          第90回西濃メーデー宣言
 『May Day(メーデー)は、今から133年前の1886年5月1日にアメリカの労働者と労働組合が8時間労働制を要求して立ち上がったストライキを起源とし、労働者が団結して権利を要求する日であり、世界的に5月1日がメーデーとされています。
 私たちのメーデーは今年で90回目を迎えます。日本で最初のメーデーは1920年、今から99年前に開催されました。今年で90回目、というのは1937年から9年間、治安維持法によりメーデーは開催禁止になってしまったからです。
 戦後、1946年に第17回のメーデーが開催され、現在に到っています。やっぱり、平和じゃないとメーデーは開催できないのですね。
 メーデーは、人間としてあたりまえの生活を送れるように訴える、人権保障を求める日です。
 こんにち、日本では8時間労働が法律になっているにも関わらず、長時間労働に苦しむ人たちが沢山います。生活できる賃金が保障されず、一生懸命働いているのに苦しい生活を送っている人たちが沢山います。
 私たちは叫びます。人として生まれたうえは、人として尊重され、働く権利があることを。そして当たり前の生活を営む権利があるということを。
第90回西濃メーデー万歳!
                                                              2019年5月1日
                                                  第90回西濃メーデー集会