政府が働き方改革なるものを出しています。過労死が社会問題になっている中、それを防止するために有効な改革なのか。過労死ラインは、月80時間であり、それを超えて働かせてはいけないと考えるのが常識だと思うのですが。で政府は、残業時間の上限を年720時間、月平均60時間とするそうです。これだけを見ると過労死ラインより短いのでいいような気がしますが、何せアベ政権は企業が世界一活動しやすい国にすると言っているので、36協定のような抜け道があります。ただ、36協定は労働時間が青天井(上限が法律で決められていない:大臣告示はあったけれども罰則がない)だったので、電通の事件があったなかさすがにこれは見直さないと思ったのでしょう。しかし、その内容は。繁忙期は月100時間(えっ!過労死ラインを超えている!)、2ヶ月平均では月80時間(過労死ライン!)の制限を設けるようです。何かあまりにもひどすぎて笑ってしまいます。一応罰則を科すそうですが・・。過労死がこれで減る香というと疑問です。ちなみに、36協定での大臣告示の目安は、月45時間、年間360時間だそうです。また、ぞろぞろと企業から抜け道を作るような話が来るでしょう。そうなった時に、さらに中身が後退することもありえるでしょう。そして、もう1つ「残業代ゼロ」法案。いくら働いても残業代が出ない。これでは、働き方改革と矛盾するような気がしますが・・・・。アベ氏はこれを矛盾と考えないらしい。困ったモノです。